モノラル
4ch&モノラル盤のイベントがあってから、モノラル盤の再生について少し気になっています。 でもツェッペリンでモノラル盤といっても限られますよね。。。 一方で古いジャズなどのモノラル盤を聴く機会が多く、そんなときにはいつもモノラル結線をしたM44を…
グラモフォンのシングル、三枚目はリヴィング・ラヴィング・メイド/ブリング・イット・オン・ホームです。 前の二枚と比べると、なんだかちょっと地味な組み合わせかも知れません。 この写真は、1969年6月13日にイギリス、バーミンガムのタウン・ホールで行…
グラモフォンのシングル、第二弾はこれです。 胸いっぱいの愛を/サンキューの組み合わせは、珍しいですね。 しかもこれはモノラル盤です♪ この写真は、69年1月31日(2月1日の説もあります)のFillmorw Eastのライブ演奏を撮影したものでしょうか。 こういうス…
音を聴いてみます。 まず聴いて気付くのは、モノラルで収録されていることです(日本グラモフォンのシングルはすべてモノラルのようです)。 Communication Breakdownを聴いてみると、モノラル化した副作用か、ギター・ソロの音量が多少小さめですね。 US盤の…
いろいろ書きましたが、とりあえずこの盤はコンパチ盤かもしれないですが、ステレオで収録されているということですね。。。 今、主に使っているカートリッジはV15なのですが、モノラル盤はモノラル用のカートリッジがいいのでしょうか。 最近はモノラル盤や…
モノとステレオのコンパチ盤、というレコードが、昔はあったそうです。 どうやら二種類あって(以下ちょっと内容に自信がないのですが。。。)。 1. 45/45のステレオ盤が出始めた58年頃、モノラルの音源をステレオのカッター・ヘッドでカッティングしたもの モ…
この盤、ちょっと気になることがあります。 カバーを裏返してみると。。。 MONO + STEREOと書いてありますね。 曲によってモノとステレオが混在しているのかな? ・・・・と思って(期待して)聴いてみたのですが、全曲ステレオでした。 コンパチ盤ということ…
プロモ盤の話も大詰めです。。。 いろいろ書いてきましたが総括すると。 このプロモ盤は、なかなか音がいいです。適当に作ったプロモ盤というわけではないようです。市販されたPR製US盤やUK盤と同じくらいでしょうか。 周波数特性は、市販されたPRでは低域が…
そうそう一つ、書かなければいけないことがありました。 今回お借りできたモノラルのプロモ盤以外にも、実はデジタル化したデータを以前にいただいていまして。 そのデータとの比較がまだでしたね。 いただいたときに聴いてみたのですが、録音レベルが低く、…
前回の投稿で、MOの盤はステレオで収録されているけれど、ファースト・アルバムほど明確な左右の分離はない、よりモノラルに近い、と書きました。 考えてみると、サード・アルバムの中で明確なステレオ効果のある部分はあったでしょうか。。。ちょっと挙げて…
mono盤について一番気になるのは、どうやって作ったか、ということでしょうか。。。 このmono盤にはCompatible Stereo Generatorを使ったという表示はありません。 ステレオ音源をモノラルに変換すると、両チャンネルに収録されている音は二倍の音量となり、…
さて、もう一つのオリジナル盤、UK盤と比べてみます。。。 プロモ盤とUK盤はなんだか似ていますね。音が飛び出してくるような印象を受けます。 MOの盤はやはりちょっと引っ込んでいます。 ここでプロモ盤とMOの盤のラウドネスを比べてみます。 こちらがプロ…
引き続き、モノラルのプロモ盤とUSオリジナル盤(PR、MO)の比較です。 音の広がりについて、プロモ盤とPRの盤が似ていて、MOの盤は少し音が遠くなった印象ですが、その他は??? 低音の違いがありますね。 USオリジナル盤の方は低音が多く入っているのですが…
音を聴き比べてみます。。。 リファレンスはUSオリジナル盤と、それからUKオリジナル盤も。 USオリジナル盤はマトリックス・ナンバーのサフィックスがA/Aの盤で、工場はMO(西海岸)と、前に掲載したPR(東海岸)です。もちろんステレオで収録されていて、市販さ…
それでは盤を眺めてみましょう。。。 まずはレーベルから。 プロモ盤なのでレーベルの色は白。左側にサンプル・コピーで非売品と書いてあります。 右上に7201という数字があります。 市販のサード・アルバムのレコード番号はSD7201ですが、SDがないですね。 …
ステレオとモノラル、変換しようとするとなかなか大変です。 以前少し書いたことがありましたね。。。 ちょっとExcelを使って見える化してみます。 ステレオの音源があって、それをモノラルにミックスすると考えてください。 これはRchに収録されている音楽…
ツェッペリンのアルバムは、基本的にはステレオで収録されましたが、一部に例外もあります。 南米諸国で最初期に作られた盤のいくつかはモノラルで収録されました。 またアメリカではラジオ局向けにプロモ盤が作られたのですが、この中にモノラル盤がありま…
このブログを読んでくださっているEIZOOOさんからとても貴重なレコードをお借りすることができました! ブログをやっていて本当に良かった。。。EIZOOOさんには本当に感謝です!! こちら、サード・アルバムのUS promo盤です。 サード・アルバム発売当時製作…
モノ盤、シングル盤を聴いてみると、いくつか気づいたことがありました。 まとめるというところまでには行きつかないですが、気づいたことはランダムに書いてみたいと思います。 ステレオをプログラムのCSG処理でモノにしても、左右がうまく溶け合うだけで迫…
少し分析してみましょう。 ファーストのUS盤、マトリックス・ナンバーのサフィックスがCの盤と比べてみます。 Cの盤はGeorge Pirosがカッティングした盤です。左右のチャンネルが逆になっていますが、迫力のある音に仕上がっています。 https://celebrationd…
モノラルのシングルをかけてみます。 これぞ、モノラルのシングル盤という音ですね。 Good Times Bad TimesとCommunication Breakdownのカップリングです。 やたら音が太いです。。。。 レーベルを見ると。。。 CSG Processed Mono Masterと書かれていますね…
個人的にモノラル音源をプログラムで作ってみましたが、レコード会社が作った盤にはどのようなものがあるのでしょうか。。。 〇市販されたアルバム 最初の数枚だけですが、ブラジル、アルゼンチン、チリなど南米諸国で発売されたようです。当時はまだステレ…
セカンドのUK盤に収録されている”胸いっぱいの愛を”をモノラル化をしてみました。 最近買い換えたPCはまあまあ速く、これまでメモリー不足でうまくできなかった24bit/96kHzの音源を変換することを、難なくこなすことができます♪ 聴いてみたところ、ちょっと…
Compatible Stereo Generatorの動作原理は大体把握できました。 同じようなものを作ってみましょう。。。 ハードで作るのは(やってできないことはないですが)、ちょっとしんどいので、プログラムを組んでみました。 以下走らせてみた結果です。 こちらはステ…
回路の専門家ではないので間違っているのかもしれませんが。。。 Compatible Stereo Generator で使用されているフィルター回路はオール・パス・フィルターです。一般的な周波数特性を変化させるフィルター回路と違って、周波数特性を変えずに位相だけをずら…
実物を持っているわけではないのですが、120度位相をずらしたらどうなるか、Compatible Stereo Generator をまねて効果を確認してみます。 EXCELでグラフを描いてみます。 上と中央の波形は左右のチャンネルを示し、下は左右をミックスした波形です。 ミック…
Compatible Stereo Generatorはアトランティック・レコードが使用したステレオ音源をモノラルに変換する装置です。 詳細な解説がWikipediaに掲載されていますね。 https://en.wikipedia.org/wiki/Haeco-CSG A&Mレコードに所属していたハワード・ホルツァーと…
60年代の音源には、モノラルからステレオへ変換したものがあります。 いわゆる疑似ステレオですね。 イコライザーで左右の音程を変えたり、位相を変えることによって生成します。 ステレオからモノラルに変換するにはどうしたらいいでしょう。 単にミキサー…
アトランティック・レコードは、設立当初の47年から50年代中頃にかけてモノラルのレコードだけを発売していました。 その後、モノラルとステレオが発売される過渡期を経て、68年以降はステレオだけを発売するようになります。 ツェッペリンのファースト・ア…