Four Symbols
52年前の今日、Four Symbolsが発売されました。 そのカバーに描かれた人物、実は絵画ではなくて、写真だったそうです。 最近行われた調査の結果、撮った人、撮られた人が特定されたのだとか! びっくりですね。
しばらくFour Symbolsの制作過程について、続けてきました。 今回はちょっとめずらしい、UK盤について書いてみることにします。 この盤の番号はK50008で、Late Pressなのですが、よく売れたアルバムだけあって、様々な種類があるようです。 カッティングにつ…
今回のBlack Dogは、Four Symbolsに収録された一連の音源に関するうちで、最後の一曲となります。 前回Four Stickについて、過去にロンドンにあった某スタジオのラベルが貼られていたカセット・テープに収録されていたalt. mixアウト・テイクと書きました。 …
Four Sticksの録音作業は、なかなか進まなかったようです。 70年の11月に一度手を付けたようなのですが、今のところその音源は残っていません。多分形にならなかったのでしょう。 ヘッドリィ・グランジでも録音しようとしたのですが、うまくはいかず、アイラ…
これまでに何回か、Going To Californinaについて書いてきました。 ヘッドリィ・グランジでの作業が終わったときのリールには、(Acoustic Master)と書いてあって、もしかしたらヴォーカルが入っていないのかな?とか。 Hard Way To Heaven 24:これまでのまと…
しばらくHard Way To Heavenという題名で書いています。 ここまではあまりHard Wayという感じでもなかったのですが、これ以後アルバムの制作作業にいろいろな問題が生じるようになります。 有名な話では、アルバムのアート・ワークがありますね。 このブログ…
今回は、Battle Of Evermoreについて書いてみたいと思います。 前にも書いたのですが、このときは1月29日に録音されたと書かれたトラック・シートや、ヴォーカルなしでミックスされた音源(Companion Discに収録されている Battle Of Evermore Mandolin / Gui…
Four SymbolsのSuper Deluxe Editionに付属しているブックレットには、興味深いリール箱の写真が掲載されています。 ヘッドリィ・グランジで収録された音源のマスター・テープのようです。 曲目を見ると、Black DogやStairway To Heavenは収録されていません…
Four Symbolsに収録されたなかった曲についてまとめます。 まずは断片的なもの。アイデアを収録したようですね。Hots on for Nowhereの一部を聴くことができます。Hard Way To Heaven 7 : Headley Grange Session #2 - LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS こち…
今回はGoing To Californiaについて書きます。 1月29日に録音された曲のうちの一曲ですね。。。 こちらはトラック・シートです。 なかなか興味深いことが書いてあります。 でも一部、ちょっと読みにくいですね。ネイティブの友人に確認をとってみました。 ど…
Stairway Sessionが続きます。 こちらはStairway Sessionの音源に収録された曲で、今回は12.以降です。 Stairway To Heaven #1 Electric Piano & Acoustic Guitar Black Dog acoustic #1 Black Dog acoustic #2 Black Dog #3 Black Dog #4 Black Dog #5 Blac…
Stairway Sessionの続き。前回が1.と2.だったので、今回は3.から始めます。 Stairway To Heaven #1 Electric Piano & Acoustic Guitar Black Dog acoustic #1 Black Dog acoustic #2 Black Dog #3 Black Dog #4 Black Dog #5 Black Dog #6 Black Dog #7 Blac…
続いての音源。。。 Acoustic & Electric Guitar Demo #1-1 Acoustic Guitar Demo #1-2 Acoustic Guitar Demo Demo #1-3 Acoustic Guitar Demo Demo #1-4 Acoustic Guitar Demo Demo #2-1 Acoustic Guitar Demo #2-2 Piano Demo #1 Piano Demo #2 Acoustic G…
前回書いた音源の中には、”何処へ”の一部が収録されていました。 今回のテープに収録されている曲は、すべてTen Years Goneです。 71 Headley Grangeと呼ばれている音源には、何種類かあることがわかっています。 ただ今となっては、本当に71年に録音された…
続いては4分ほどの短い音源です。 短いフレーズを4つ演奏しています。 Electric Piano #1 Electric Piano #2 Acoustic Guitar #1 Acoustic Guitar #2 1はエレクトリック・ピアノによる演奏で、収録時間は27秒程度。演奏はジョンジーによるものでしょうか。 2…
Four Symbolsに収録された曲の中で最初に準備されていたのは、Four Sticks とWhen The Levee Breaksの二曲かと思われます。 アイランド・スタジオで録音してみたけれど、それ以上の進展はなく。ヘッドリィ・グランジに場所を変え、気分を変えて新しい曲に着…
11月初めにアイランド・スタジオで録音したようですが、なにか音源は残っていないのでしょうか?⁇ 調べてみると、現在聴くことができるの曲が一つだけあります。 それは最終楽章CODAのコンパニオン・ディスクに収録されていた、レビー・ブレイクの初期テイク…
コンパニオン・ディスクのブックレットには、Four Sticksのトラック・シートが16トラック2つ分掲載されていました。 これって2テイクを2本のリールに録音したのでしょうか。 いや。。。1本のリールには何テイクか収録した可能性もありますか。2テイクだけっ…
Led Zeppelin IIIが発売されたのは70年10月ですが、アルバム発売直後にも関わらず、ツェッペリンは11月から再び録音を始めました。 Super Deluxe Editioのブックレットによると、Four Symbolsに収録された曲の中で最初に着手したのはFour Sticksだったようで…
Bombay Session、CODAのCompanion DiscにはFriendsとFour Sticksの最終テイクが収録されています。 但し現存しているテープには、もっと多くのテイクが収録されているようです。 手許には、知られているコレクターの方からお借りしたコピー・テープがありま…
これまでBombay Sessionの詳細はあまり知られていなかったのですが、Super Deluxe Editionの発売に伴って、少しずつ様子がわかってきました。 Googleで、次のような言葉で検索をしてみてください。 ”When Led Zeppelin recorded in Mumbai and rocked a Cola…
これまでサード・アルバムの制作過程について書いてきました。 ほとんど書くべきことは書いたでしょうか。。。 一連のMaking Of LZIII、最後は制作後の音源、所謂”Bombay Session”です。 この音源の一部はCODAのcompanion discに収録されました。 どんな音源…
80年代に発売されたツェッペリンのCDは、Four Symbols以外の9枚のアルバムはBarry Diamentによって、Four SymbolsはJoe Sidore によってマスタリングされました。 どうして一枚だけJoe Sidoreが担当したのでしょう?? Four Symbolsは、CDのフォーマットが出来…
2014年~2015年に発売されたSuper Deluxe Editionのブックレットには、リマスターに使われたと思われるマスター・テープの外箱の写真が掲載されています。 こちらは本編のマスター・テープの外箱です。 セカンドとサード・アルバムは適当な箱にトラック情報…
2014年~2015年に発売されたSuper Deluxe Editionのブックレットには、リマスターに使われたと思われるマスター・テープの外箱の写真が掲載されています。 こちらの写真は、本編の外箱ではないようです。 掲載されたページのフッターには、Master tape box f…
Four SymbolsのUKオリジナル盤には、レーベルの細部に違いがあることが知られています。 どんな違いかというと。。。 1. レーベルの質感。 Polydor盤に一般的に使われているもの、艶のないもの。 2. Under Licence from Atlantic Recording Corpn.の位置 一…
受け売りになってしまいますが、レコードコレクターズ誌2014年12月号にはFour Symbolsのオリジナル盤についての詳しい記事が掲載されています。 市販されたUKオリジナル盤の中では、もっともマトリックス・ナンバーのサフィックスの小さな盤は、A3/B3です。…
有名な話ですが、Four Symbolsは二度マスタリングが行われました。 初めはロス・アンジェルスのSunset Studioで、Andy Jonesが担当しました。 ただ仕上がりに問題があって、やり直すことになってしまい。。。 二度目はロンドンで、George Peckhamが担当しま…