本作でも海外からのメタル・マザーを使った旨が記載されています。
マトリックス・ナンバーから判断するとUS盤からメタル・マザーを取り寄せたようですね。ただサフィックスには違いがあって、日本盤のサフィックスはG、US盤はF(一部Gもありますが)だったようです。
日本盤とUS盤は、ほぼ同じ音だと考えてよいでしょうか。
サフィックスのA~Eは見かけませんね。一般的な説に従うと、何らかの問題があって破棄されたと考えられます。
。。。とするとカッティングを5回もやり直したのでしょうか?
勝手な推測になりますが、本作はB面、D面の収録時間が長く、品質を確保にするのに試行錯誤したのかもしれません。
録音とミックスはEddie Kramerが行い、マスタリングはSterling Soundで行われたとクレジットされています。Eddie KramerとSterling Soundといえば、Robert Ludiwigの名前が思い浮かびますが、どうだったのでしょう?
セカンド・アルバムや聖なる館と違って、デッド・ワックスにはSterling SoundやRLの刻印がないのでLudwigのカッティングだったのかはわかりません。。。