LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS

Led Zeppelinの音源を少しずつ集めています。

CODA UKオリジナル盤

いよいよ最後のアルバム。写真はUKオリジナル盤です。

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とはいえ、カバーはドイツ製ですね。。。

 

このアルバムはRay Stuffによってカッティングされました。Physical GraffitiやPresenceのカッティングをしたエンジニアですが、カッティングしたスタジオも、それらのアルバムと同様、Trident Studioなのでしょうか。。。

 

写真はデッド・ワックスですが、RAYSと刻まれていますね。

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Physical GraffitiやPresenceではなにも刻まれていませんでした。この二枚、カッティングを統一した時期の盤なのに音が違う盤があったりして、なにがあったのか興味のあるところです。もしなにか刻まれていたのなら、手がかりになったのかもしれないに、残念ですね。。。

 

まあこの盤については、確かにRay Stuffが担当したとわかりますね。

 

こちらはデッド・ワックスの別の部分で、R/S Alsdorfと刻まれています。

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これはドイツのアルスドルフにあるプレスを行う会社で製造されたことを示します。

 

70年代後半からWEA(Warner, Elektra and Atlantic)の欧州市場向けのレコードを扱っていた会社です。

 

Zeppelinのドイツ盤というとTeldec Press GmbHで製造されることが多かったのですが、70年代後半の盤は、この盤も含めAlsdolfで製造されたようですね。

 

UK盤とはいえ、盤もカバーもドイツ製なのですね。80年代に入ると、効率化のためなのか、グローバル化の流れか、だんだんと統一されていきました。

 

※ただ本来のUK盤はないのかというとそうでもなく、需要に応えるためか限定的にイギリス国内プレスされた盤もあるようです。