少し分析してみましょう。
ファーストのUS盤、マトリックス・ナンバーのサフィックスがCの盤と比べてみます。
Cの盤はGeorge Pirosがカッティングした盤です。左右のチャンネルが逆になっていますが、迫力のある音に仕上がっています。
https://celebrationday.hatenablog.com/entry/2018/05/13/183305
Good Times Bad Timesで評価します。まずは周波数特性。。。
青線がCの盤です。
ステレオなので線は2本の描かれています。
緑の線がモノラルのシングルです。
比べてみると、Cの盤の方がシングルより高域が出ています。
シングルに迫力があって、中域を強調したように聴こえるのはこのせいでしょうか。
こちらはラウドネス・メーターの結果です。
アルバムは-13.31となっています。迫力のある盤、と言われますが、ダイナミック・レンジは広いようですね。
こちらはシングル。-14.01です。
ちょっと意外でしたが、シングルの方がダイナミック・レンジが広い結果となりました。
リミッターをかけて迫力を出しているのかという先入観がありましたが、各種デジタル音源よりもむしろダイナミック・レンジは広いのですね。。。
USシングル盤 Good Times Bad Times / Communication Breakdown
1 https://celebrationday.hatenablog.com/entry/2019/07/24/215150
2 https://celebrationday.hatenablog.com/entry/2019/07/31/222956