LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS

Led Zeppelinの音源を少しずつ集めています。

Making Of LZ III 5 : "Jennings Farm Blues" 3

 Jenning Farm Bluesを聴いてみましょう。

 

手持ちの音源には、Led Zeppelin III  Super Deluxe Editionもあるのですが、関係者経由でいただいたものもあります。

 

後者の収録時間は25分ほどで、イントロから始まって途中で切れてしまうテイクが9テイク(どう数えるかにもよるのですが)ほどと、最後まで演奏されたテイク一つが収録されています。

前者は最後まで演奏されたテイクのみ収録しています。

最後まで演奏されたテイクについては、両者とも同じ内容のようです。付け加えられたとか、切り取ったという違いは特に感じられませんでした。

 

イントロから 始めて、何度も中断するのは。。。気持ちのいいノリになるまで、繰り返してみたということでしょうか。でもあまり最後まで演奏されたテイクと変わらないようにも聞こえますね。。。

 

Bron-Y-Aur Stompとして発売されたテイクと比べると、ギターの歌の伴奏部分(となるはずの部分)は、ほぼ同じような雰囲気で弾いています。

イントロは違っていますね。Bron-Y-Aur Stompでは、Bert JanschのThe Waggoner's Ladという曲をうまく取り込んでいます。Jennings Farm Bluesのイントロよりも印象的な仕上がりです。

途中と最後では右チャンネルにギターが重ねられていますが、なんとなく適当に合わせて弾いているような感じもします。 そんなこんなでBron-Y-Aur Stompより長く、6分近くの演奏です。

 

Bron-Y-Aur Stompでは、ドラムはバスドラとハイハットを中心としたシンプルな演奏ですが、Jennings Farm Bluesは普通に叩いていますね。もちろんハンド・クラップもなし。

 

全体的に言うと、まず一日かけて曲を形にしました。それが途中で放置されてそのままになっていまいました、という感じでしょうか。

  

Bert Janschの”Jack Orion"というアルバムには、"The Waggoner's Lad"と"Black Water Side"という曲が収録されています。

 

The Waggoner's Ladは,Bron-Y-Aur Stompにうまく取り込まれていますね。

Black Water Sideはyardbirdsの頃からジミーが演奏していた、White Summerのもとになった曲です。

 

ジミーのルーツを知る上で、興味深い内容です。。。

 

Making Of LZ III ”Knowing That I'm Losing You” 1 - LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS

Making Of LZ III 2 : ”Knowing That I'm Losing You” 2 - LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS

Making Of LZ III 3 : "Jennnings Farm Blues" 1 - LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS

Making Of LZ III 4 : "Jennings Farm Blues" 2 - LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS

Making Of LZ III 5 : "Jennings Farm Blues" 3 - LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS

Making Of LZ III 6 : "Since I've Been Loving You" 1 - LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS

Making Of LZ III 7 : レコーディングの流れ - LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS