最初の三つのアルバムをカセットで聴いてみました。
カセットはワーナー・パイオニアが、おそらく70年代後半に生産したものではないかと思います。Jカードに印刷されているアルバムのカバーにはレコード番号が掲載されていますが、P10000番台だったからです。
音質については、三本とも全体的にピッチが低く、音がこもっていました。
ピッチがずれは、もともとこういうものなのでしょうか。
経時変化や使用頻度が原因であれば、ずれに個体差がありそうなものですが。
ピッチを上げてみましたが、音のこもりは感じられました。ピッチが低いために音がこもっているわけではないようです。
サードに関してはちょっと変わっていて、まず曲順がレコードとは違っていました。
Out On The TilesとBron-Yr-Aur Stompが入れ替わっています。ざっと聴いてみると、これはこれで違和感なく聴けました。
いくつかのカセットを調べてみると、調べた限り、海外版ではレコードと同じ曲順のようです。
またHats Off To Roy Harperは、左右のセパレーションが違っているようです。
基本的に左がギターで右がヴォーカルですが、レコードでは左にヴォーカル、右にギターが入り込んでいます。カセットでは左右にしっかり分かれていました。