LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS

Led Zeppelinの音源を少しずつ集めています。

UK盤

Making Of LZ III 31 : マスター・テープは? 3

こちらはB面の箱です。 右下に描かれている走り書き。これ、気になりますよね。以前も気になったのですが、それっきりになっていました。サード・アルバムのマスター・テープ2 そこで今回はアメリカ人の友人にこの記述を読んでもらいました。 First and last…

Making Of LZ III 30 : マスター・テープは? 2

こちらはリールの箱の裏側です。 曲によって矢印とアスタリスク(?)が付いていますが、これはマスター・テープができた時点で曲目が決まっていた曲を示しているのでしょうか。 Out On The Tilesはまだ決まっていなかったのでしょうね。追記されたようです。 1…

Making Of LZ III 29 : マスター・テープは?

しばらく更新せず、これまで書いた内容をすっかり忘れてしまいました。。。 ざっと読み返してみたのですが、とりあえず制作中の音源については、ほぼ書き終えたようですね。 というわけで、 今回はレコードやCDの元になったマスター・テープについて書いてみ…

The Soundtrack From The Film The Song Remains The Same Super Deluxe Edition 3

他の音源についてもラウドネスを調べてみました。 2007 ver. : 7.94LUFS2018 ver. : 9.28LUFS80's original CD : 14.64LUFSOriginal Japanese LP : 14.47LUFSOriginal UK LP : 16.52LUFS 2018年版は2007年版に比べてダイナミック・レンジが広いですが、 それ…

CODA UKオリジナル盤

いよいよ最後のアルバム。写真はUKオリジナル盤です。 とはいえ、カバーはドイツ製ですね。。。 このアルバムはRay Stuffによってカッティングされました。Physical GraffitiやPresenceのカッティングをしたエンジニアですが、カッティングしたスタジオも、…

In Through The Out Door UKオリジナル盤

本作はロンドンのStrawberry Masteringでマスタリングされたそうです。 写真はデッド・ワックス。 STRAWBERRYと記載されていますね(Sが擦れていますが。。。)。 こちらはマトリックス・ナンバー。 サフィックス、B4の4が消されて5に書き換えられています。イ…

The Soundtrack From The Film The Song Remains The Same UKオリジナル盤

本作、世界中で同じメタル・マザーが使われたのでしょうか? UK盤と日本盤と比べてみたのですが、デッド・ワックスの幅は違っていました。。。 少なくともUK盤は、サフィックスがGのラッカー盤から作られたのではなさそうですね。 であれば、同時期にカッティ…

Presence UKオリジナル盤

日本盤の帯に"全世界同一音質云々"と記載されているPresenceですが、UK盤には音が異なる2種類の盤があります。 それらはマトリックス・ナンバーのサフィックスで見分けることができ、A面/B面がA1/B1の盤は中低音が大きく、A2/B2の盤は高音が大きく収録されて…

Physical Graffiti UKオリジナル盤2

なぜB面のサフィックスだけが4から始まるのか? レコード・コレクターズの2015年3月号に仮説が記載されています。 これによるとB1と刻まれたテスト盤の印象から、理想の音に近づけるためにB面だけ4回カッティングされたのではないかということです。 以下は全…

Physical Graffiti UKオリジナル盤

こちらはUK盤のレーベルです。 レコード番号がSSK 89400となっていますが、SSKはスワン・ソングとキニーの頭文字からとられたのでしょうね。 楽曲の管理会社がJOANELINE MUSIC INC.と記載されていますね。76年以降はFlames Of Albion Music Inc.と名前を変え…

Houses Of The Holy UKオリジナル盤

こちらはUKオリジナル盤のレーベルです。 このアルバムからイギリスでのプレスはPolydorからCBS(?)に移ったようで、レーベルの配色もUS盤に準じたものに変更されました。 レコード番号はK 50014でKinny Musicの表記に変わります。 こちらはデッド・ワックス…

Four Symbols UKオリジナル盤2

Four SymbolsのUKオリジナル盤には、レーベルの細部に違いがあることが知られています。 どんな違いかというと。。。 1. レーベルの質感。 Polydor盤に一般的に使われているもの、艶のないもの。 2. Under Licence from Atlantic Recording Corpn.の位置 一…

Four Symbols UKオリジナル盤

受け売りになってしまいますが、レコードコレクターズ誌2014年12月号にはFour Symbolsのオリジナル盤についての詳しい記事が掲載されています。 市販されたUKオリジナル盤の中では、もっともマトリックス・ナンバーのサフィックスの小さな盤は、A3/B3です。…

オリジナル盤とファースト・プレス4

これまで初期に発売されたアルバム三枚のUSオリジナル盤とUKオリジナル盤について書いてきました。 これらはジミー・ペイジの監修の元、マスター・テープから直接レコードを作った可能性が高く、音質面で期待できる盤です。 他の国のオリジナル盤は、マスタ…

Led Zeppelin III UKオリジナル盤2

サード・アルバムは、メンフィスにあるArdent StudioでTerry Manningがマスタリングしたことがわかっています。作業にはジミーも同席していたそうです。 どんな様子だったか当事者であるジミーやTerry Mannuingが語ったインタビューがいくつかあるのですが、…

Led Zeppelin III UKオリジナル盤

サード・アルバムのUKオリジナル盤も、他のアルバムと同じように細部に違いがあります。 まずはカバーから。 写真のカバーはUK製で、UKオリジナル盤に一般的に使われているものです。 カバーを製造が間に合わなかったためか(?)、一部のUK盤には西ドイツ製の…

Led Zeppelin II UKオリジナル盤

細かい話になりますが、セカンド・アルバムのUKオリジナル盤の違いついて。 セカンドアルバム、ブラウン・ボマーとも言います。 カバーの色から、そう呼ばれるようになったのですが、発売時期によって色味が若干違いますね。 手持ちの盤をみると、初めは確か…

ファースト・アルバム UKオリジナル盤 3

盤の違いを比べてみました。 ファースト・プレスは、マトリックス・ナンバーのサフィックスがA1/B1の盤です。 音量は小さめで、少し高音が出ているでしょうか、華奢な印象です。 またコンプレッサーがかかっているようにも思えますね。 ステレオ効果ですが、…

ファースト・アルバム UKオリジナル盤 2

ファースト・アルバム UKオリジナル盤の違いを調べてみました。 まずはカバー。 バンドとアトランティック・レコードのロゴに色に、ターコイズ・ブルー(写真)とオレンジの二種類があります。 2014年に発売されたスーバー・デラックス・エディションのブック…

ファースト・アルバム UKオリジナル盤

UKオリジナル盤も盤によって細部に違いがあります。 でも、まずはUK盤共通の特徴を挙げてみます。。。 カバーは一般的なUK盤で見られる、ボール紙に直接印刷したE式といわれるつくりです。 表面はビニールがコーティングされていて、光沢があります。 US盤に…