サード・アルバムは、メンフィスにあるArdent StudioでTerry Manningがマスタリングしたことがわかっています。作業にはジミーも同席していたそうです。
どんな様子だったか当事者であるジミーやTerry Mannuingが語ったインタビューがいくつかあるのですが、詳しいのはこちらでしょうか。
Terry Mannuingはこんなふうに答えています。
・ジミーとはヤードバーズの頃から親しかった。
・ツアーの隙を縫ってアルバムの仕上げを依頼された。
・オーバーダブ、ミキシングを行い、地元のビニール・マスタリング・ハウスでリマスターした。
US盤は、Paul RichmondがMastercraftのスタジオでカッティングしたのですが、Terry Manningが手がけたテープを使ったのでしょうか。。。
UK盤はどうでしょう。
デッド・ワックスを見るとgHCという文字が刻まれているのですが、gHCではTerry Manningのイニシャルにはなりませんね。
地元のビニール・マスタリング・ハウスというと、Mastercraftでしょうか(Ardent Studioにはある時期までカッティングのための設備がなかったと読んだことがあります)?
MastercraftのHoward Craftは、カッティングした盤のデッド・ワックスにHCやMHC(Mはmastercraftの頭文字?)と刻んでいたのですが、gHCと刻んだものは見かけません。
わからないところもあるのですが、いろいろなインタビュー記事の断片をつなぎ合わせていくとTerry Manning自身がカッティングしたと考えるのが自然かと、今のところはそう思います。
この引用文、Manningが刻んだのでしょうか? US盤はA面B面が逆でしたら、UK盤は本来の順番です。ジミーが隣で指示をしたとか。