Presence
1975年11月17日には、未発表だった曲が録音されました。 「10 Ribs & All/Carrot Pod Pod (Pod)」です。 なんだか変なタイトルですね。 「10 Ribs」といえば、ジョンジーは1973年に肋骨を負傷しているのですが、何か関係があるのでしょうか。もちろん、これ…
1975年11月12日に録音された別ミックスのうち、残された最後は、「Hots On For Nowhere」です。 全体的には公式版と同じですが、細部に違いがありますね。 ギターのリフは高音が少なく、きらびやかさが控えめです。ソロも、公式版に比べると少し地味に聞こえ…
ミュンヘンでのレコーディング作業からは、5曲のラフミックス(リファレンス・ミックス)が残されています。 これらは2015年に発売された「Deluxe Edition」のコンパニオン・オーディオに収録され、公式に聴くことができるようになりました。 その中から今回…
SIR Studiosでのリハーサルを終えると、11月、Led Zeppelinは西ドイツのミュンヘンへ移動します。 この時期のバンドには、いくつかの事情が重なっていました。 当時のイギリスでは高所得者に対する税負担が非常に大きく、Led Zeppelinもその影響を受け、英国…
Hots On For Nowhereのアイデアは、アルバム「Physical Graffiti」の制作セッションにおける非公開音源でも聴くことができます。時系列としては、現時点で確認できる「Hots On For Nowhere」に近い演奏として、これが最も早いものですね。「In The Light」や…
何回かに分けて「Presence」の制作過程を追いかけてみたいと思います。 1976年4月に発表したアルバム「Presence」は、1975年11月(Two Ones)頃にドイツのミュージックランド・スタジオで、短期間のうちに録音されました。このレコーディングの背景には、当時…
80年代のCDをマスタリングしたBarry Diamentのコメント、なかなか興味深いです。 マスター・テープはジミーが持っていて、アトランティックにはコピーしたテープしかなかったと。。。 Barry Diamentは、出来る範囲内でテープの持ち味を生かしたマスタリング…
こちらはPresenceのマスター・テープ、B面の外箱です。 MIXエンジニアの欄に"WITH HELP FROM A FRIEND"と記載されていますね。 日本盤のDead Waxにもこれに似た"WITH HELP FROM TOM"という言葉が刻まれています(日本盤はアメリカからメタル・マザーを輸入し…
2014年~2015年に発売されたSuper Deluxe Editionのブックレットには、リマスターに使われたと思われるマスター・テープの外箱の写真が掲載されています。 こちらはPresenceのB面の外箱です。 このアルバムはドイツのMusicland Studiosで録音されました。箱…
日本盤の帯に"全世界同一音質云々"と記載されているPresenceですが、UK盤には音が異なる2種類の盤があります。 それらはマトリックス・ナンバーのサフィックスで見分けることができ、A面/B面がA1/B1の盤は中低音が大きく、A2/B2の盤は高音が大きく収録されて…
写真は日本盤です。 帯には"全世界同一音質を保証する輸入メタル・マザーによるプレス実現!"と記載されています。メタル・マザーが同じであるなら、盤質に定評がある日本盤が各国オリジナル盤の中で一番なのかもしれませんね。 カバーにはステッカーの貼って…