LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS

Led Zeppelinの音源を少しずつ集めています。

オリジナル盤

Record Collector Presents: Led Zeppelin

話題の本が届きました♪ イギリスのRecord Collector誌が編集した、ツェッペリンの特集号です。 ツェッペリンのUK盤を中心に、各国の珍しいレコードをこれでもか!というくらいの勢いで紹介しています。 その珍しいレコードが、さらにプロモ盤だったりして。…

Making Of LZ III 32 : US盤の聴き比べ

最近、同じUS盤の初期プレスでも工場によって音が違う、といった話を耳にします。 同じスタンパーを使ってプレスした盤なのにそんなことが起こるのでしょうか。 アトランティック・レコードは、いくつかの工場を使ってレコードをプレスしていました。 例えば…

Making Of LZ III 30 : マスター・テープは? 2

こちらはリールの箱の裏側です。 曲によって矢印とアスタリスク(?)が付いていますが、これはマスター・テープができた時点で曲目が決まっていた曲を示しているのでしょうか。 Out On The Tilesはまだ決まっていなかったのでしょうね。追記されたようです。 1…

Making Of LZ III 29 : マスター・テープは?

しばらく更新せず、これまで書いた内容をすっかり忘れてしまいました。。。 ざっと読み返してみたのですが、とりあえず制作中の音源については、ほぼ書き終えたようですね。 というわけで、 今回はレコードやCDの元になったマスター・テープについて書いてみ…

ちょっと珍しいレコード:Led Zeppelin III フランス盤4

いろいろ書きましたが、とりあえずこの盤はコンパチ盤かもしれないですが、ステレオで収録されているということですね。。。 今、主に使っているカートリッジはV15なのですが、モノラル盤はモノラル用のカートリッジがいいのでしょうか。 最近はモノラル盤や…

ちょっと珍しいレコード:Led Zeppelin III フランス盤2

この盤、ちょっと気になることがあります。 カバーを裏返してみると。。。 MONO + STEREOと書いてありますね。 曲によってモノとステレオが混在しているのかな? ・・・・と思って(期待して)聴いてみたのですが、全曲ステレオでした。 コンパチ盤ということ…

ちょっと珍しいレコード:Led Zeppelin III フランス盤

貴重なプロモ盤を聴かせていただいて、まだちょっと余韻が残っています。。。 またサード・アルバムをご紹介しようかなと。 この盤、フランスのオリジナルです。 通常はゲート・フォールドで、回転する円盤が仕込まれているサード・アルバムなのですが、こち…

Led Zeppelin III US mono promo 10

そうそう一つ、書かなければいけないことがありました。 今回お借りできたモノラルのプロモ盤以外にも、実はデジタル化したデータを以前にいただいていまして。 そのデータとの比較がまだでしたね。 いただいたときに聴いてみたのですが、録音レベルが低く、…

Led Zeppelin III US mono promo 8

mono盤について一番気になるのは、どうやって作ったか、ということでしょうか。。。 このmono盤にはCompatible Stereo Generatorを使ったという表示はありません。 ステレオ音源をモノラルに変換すると、両チャンネルに収録されている音は二倍の音量となり、…

アナログ盤の理解を深めるために

ツェッペリンについての本ではないのですが、アナログ盤を知る上でとてもためになります。 ジャズ名盤セレクション ジャズのLPをネタに、アナログ盤について豊富な知識が得られます。 録音やレコード製作過程について レコードの歴史について レーベルについ…

US盤ファースト・アルバム発売

50年前の今日、アメリカでファースト・アルバムが発売されたそうです! そこで改めてファースト・プレス(マトリックス・ナンバーのサフィックスがAの盤)を聴いてみたのですが。。。 音は生々しいのですが、少し高音がこもっているような印象を受けます。 これ…

The Soundtrack From The Film The Song Remains The Same Super Deluxe Edition 3

他の音源についてもラウドネスを調べてみました。 2007 ver. : 7.94LUFS2018 ver. : 9.28LUFS80's original CD : 14.64LUFSOriginal Japanese LP : 14.47LUFSOriginal UK LP : 16.52LUFS 2018年版は2007年版に比べてダイナミック・レンジが広いですが、 それ…

CODA UKオリジナル盤

いよいよ最後のアルバム。写真はUKオリジナル盤です。 とはいえ、カバーはドイツ製ですね。。。 このアルバムはRay Stuffによってカッティングされました。Physical GraffitiやPresenceのカッティングをしたエンジニアですが、カッティングしたスタジオも、…

In Through The Out Door UKオリジナル盤

本作はロンドンのStrawberry Masteringでマスタリングされたそうです。 写真はデッド・ワックス。 STRAWBERRYと記載されていますね(Sが擦れていますが。。。)。 こちらはマトリックス・ナンバー。 サフィックス、B4の4が消されて5に書き換えられています。イ…

Led Zeppelin II USオリジナル盤5

レコード・コレクターズ(2018年8月号)にマトリックス・ナンバーについて記載がありました。 両面のサフィックスがAで、LWと刻まれている盤なのですが、もしかしたら珍しいものなのでしょうか?? こちらはA面。 こちらはB面です。 US盤にはいろいろあって、把…

The Soundtrack From The Film The Song Remains The Same UKオリジナル盤

本作、世界中で同じメタル・マザーが使われたのでしょうか? UK盤と日本盤と比べてみたのですが、デッド・ワックスの幅は違っていました。。。 少なくともUK盤は、サフィックスがGのラッカー盤から作られたのではなさそうですね。 であれば、同時期にカッティ…

The Soundtrack From The Film The Song Remains The Same オリジナル日本盤

本作でも海外からのメタル・マザーを使った旨が記載されています。 マトリックス・ナンバーから判断するとUS盤からメタル・マザーを取り寄せたようですね。ただサフィックスには違いがあって、日本盤のサフィックスはG、US盤はF(一部Gもありますが)だったよ…

Presence オリジナル日本盤

写真は日本盤です。 帯には"全世界同一音質を保証する輸入メタル・マザーによるプレス実現!"と記載されています。メタル・マザーが同じであるなら、盤質に定評がある日本盤が各国オリジナル盤の中で一番なのかもしれませんね。 カバーにはステッカーの貼って…

Physical Graffiti オリジナル日本盤

写真は日本盤の帯です。 初回のみ、ポスターがついていました。 本作は各国盤のプレスのためにラッカー盤を19枚作ったそうですが、その中にこの日本盤は含まれなかったようです。 オリジナルの日本盤は独自にマスタリング、カッティングされたのですが、なに…

Physical Graffiti UKオリジナル盤2

なぜB面のサフィックスだけが4から始まるのか? レコード・コレクターズの2015年3月号に仮説が記載されています。 これによるとB1と刻まれたテスト盤の印象から、理想の音に近づけるためにB面だけ4回カッティングされたのではないかということです。 以下は全…

Physical Graffiti UKオリジナル盤

こちらはUK盤のレーベルです。 レコード番号がSSK 89400となっていますが、SSKはスワン・ソングとキニーの頭文字からとられたのでしょうね。 楽曲の管理会社がJOANELINE MUSIC INC.と記載されていますね。76年以降はFlames Of Albion Music Inc.と名前を変え…

Physical Graffiti USオリジナル盤3

いろいろなサフィックスの盤。音は変わるものなのでしょうか? 手元にある盤を確認したところD面であれば、サフィックスがB,C,Dの盤を比較できそうです。 というわけでNight Flightの冒頭30秒のf特を調べてみました。 こちらはBの盤です。 こちらはCの盤です…

Physical Graffiti USオリジナル盤

写真はPhysical GraffitiのUS盤のレーベルです。 スワン・ソングが設立されたため、このアルバムからレーベルのデザインが変わります。 こちらは西海岸のMonarch Recordsで製造されたもの。 こちらは中西部のPRC Recording Corp.で製造されたものです。 よく…

Physical Graffiti オリジナル盤

レコード盤の音を左右するマスタリング。 四枚目あたりから統一する取り組みが始まりましたが、本作では一休みです。 たとえばUS盤、UK盤、日本盤を聴いてみると、それぞれの音に違いが出ています。 本作のマスタリングについてはレコード・コレクターズ…

Houses Of The Holy オリジナル日本盤

Houses Of The Holyについてはオリジナル日本盤も取り上げてみたいと思います。 日本盤というと独自にカッティングされたアルバムが多く、それらはオリジナルのUS盤やUK盤に比べてどちらかというと眠い音がして、一般に評価は低いようです。 ただ本作につい…

Houses Of The Holy UKオリジナル盤

こちらはUKオリジナル盤のレーベルです。 このアルバムからイギリスでのプレスはPolydorからCBS(?)に移ったようで、レーベルの配色もUS盤に準じたものに変更されました。 レコード番号はK 50014でKinny Musicの表記に変わります。 こちらはデッド・ワックス…

Houses Of The Holy USオリジナル盤

Houses Of The Holyは、ニューヨークのElectric Lady Studioで、Eddie Kramerによってミキシングされました。 また各国オリジナル盤のうち、US盤、UK盤、ヨーロッパ盤の一部は、Robert Ludwigよってカッティングされました。 セカンド・アルバムのUSオリジナ…

Four Symbols UKオリジナル盤2

Four SymbolsのUKオリジナル盤には、レーベルの細部に違いがあることが知られています。 どんな違いかというと。。。 1. レーベルの質感。 Polydor盤に一般的に使われているもの、艶のないもの。 2. Under Licence from Atlantic Recording Corpn.の位置 一…

Four Symbols UKオリジナル盤

受け売りになってしまいますが、レコードコレクターズ誌2014年12月号にはFour Symbolsのオリジナル盤についての詳しい記事が掲載されています。 市販されたUKオリジナル盤の中では、もっともマトリックス・ナンバーのサフィックスの小さな盤は、A3/B3です。…

Four Symbols オリジナル盤

有名な話ですが、Four Symbolsは二度マスタリングが行われました。 初めはロス・アンジェルスのSunset Studioで、Andy Jonesが担当しました。 ただ仕上がりに問題があって、やり直すことになってしまい。。。 二度目はロンドンで、George Peckhamが担当しま…