なぜB面のサフィックスだけが4から始まるのか?
レコード・コレクターズの2015年3月号に仮説が記載されています。
これによるとB1と刻まれたテスト盤の印象から、理想の音に近づけるためにB面だけ4回カッティングされたのではないかということです。
以下は全く証拠のない妄想となりますが。。。
- トライデント・スタジオでRay Staffがマスタリングしたのが75年1月13日。
- ジミーが立ち会って、マスター・テープの音に微調整を加えながらレコードの音を仕上げていった。
- 発売されたUK盤は、調整が加えられたA1,B4(B5),C1,D1。
- US盤は発売日の2月24日に間に合わなかったか、或いはラッカー盤が19枚では足りなかったかの理由で、調整を加えずにマスター・テープの音を直接レコードにしてしまった。
こう考えたのは、UK盤とUS盤を比べてみると、UK盤の方がリミッターかコンプレッサーが効いているのに対し、US盤は素の音に近いからです。
実際はどうなのでしょうね。。。
UK盤とUS盤Night Flightの冒頭30秒を比べてみました。
こちらがUK盤。
こちらはUS盤のサフィックスDです。
ここからわかること。。。うーん、特にこれといった手がかりはないですね。
ただUK盤の方が、音量が大きく収録されているように見えますが。