Making Of LZ III 31 : マスター・テープは? 3

こちらはB面の箱です。

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右下に描かれている走り書き。これ、気になりますよね。以前も気になったのですが、それっきりになっていました。サード・アルバムのマスター・テープ2

そこで今回はアメリカ人の友人にこの記述を読んでもらいました。

First and last bands guit (guitar) L channel only occasional not RT(right) dropout

なのだそうです。ここで出てくるbandsってなんでしょう。彼もどういう意味かわからないようです。

周波数帯????　んー、ちょっとわからないですね。

最初と最後、左チャンネルのギターがときどきドロップ・アウトする。右チャンネルは無事だけど。ということでしょうか。

移民の歌といい、サード・アルバムのマスター・テープは問題があるようですね。

曲目を書いた紙はタイプ打ちですし、曲目が決まって、各曲の収録時間を測定してから(B面の合計は計算間違いがあったようですが)作ったものでしょうか。

あとは。。。-2-3という数字はちょっと意味が分かりませんね。

こちらはB面の箱の裏側です。

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93-1005という数字はA面にも書いてありましたが、こちらにはTime #とも書かれています。タイム・ナンバー?　これもよくわからないですね。

普通は箱に収録時間が書いてあったりするものなのでしょうが、慌ただしかったせいか(?)何も書いてありません。

テープは3Mですね。そういえばArdent Studiosではリール・デッキも新調した3Mでしたね。

B面のマスターテープからわかることはこんなところでしょうね。

まあ、推測なのですが、マスター・テープからUS盤とUK盤をカッティングした可能性が全くない、とは言い切れないでしょうか。

以前からジミーだったら、もっとも重視する市場のイギリスとアメリカには、最高の音の盤を供給したがったはずだと考えていたのですが、やっぱりそうなのかな～、と勝手に思っています。

LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS