Making Of LZ III 27 : more another tracks

まだ触れていなかった音源、これが最後です。

この音源には、Led Zeppelin IIIとFour Symbolsから数曲か収録されています。

内容は以下の通りです。

Celebration Days

Hey Hey What Can I Do

Out On The Tiles

Four Sticks

When The Levee Breaks

他の音源と同様、聴かせていただくことができました。

Led Zeppelin IIIに収録された3曲、ちょっと聴いてみましょう。

まずは"Celebration Day"です。

これは正式版とは別のテイクのようですね。

ヴォーカルがなく、カウントから始まり、正式盤の歌いだしのあとにあたる部分から始まります。ちょっとつながりが悪いようにも聴こえますが、編集されているのでしょうか。

ミックスも違っています。

途中小さくてよくわからないのですが、ロバートの叫び声のようにも聴こえる部分があります(これは空耳かもしれません)。

演奏自体はほぼ正式版に近いのですが、companion discにも収録されなかった、テイクが残っているというのは凄いですね。

続いて”Hey Hey What Can I Do”です。

こちらもヴォーカルが入っていません。

最後の”Hey Hey What Can I Do”を繰り返すところ(ヴォーカルもコーラスも入っていませんが)、繰り返しの数が少ないですね。正式版では、フェイド・アウトしますが、演奏が終わるところ(?)まで収録されています。

それから少し音は高めのような気がします。正式版では3/4だけ音が低いと言われています。ジミーは半音下げのG#でチューニングしたか、全音下げのGで、1フレットにカポタストを付けたと考える人もいるようです。

ペイジ・プラントがこの曲を演奏したときの映像を見ると、ジミーはノーマル・チューニングで弾いているように見えます。もともとはレギュラー・チューニングで演奏していて、後で速度を変えたかもしれませんね。

"That's The Way"もそうですが、ちょっと緩めの印象となることを狙ったのかもしれません。

最後は"Out On The Tiles"です。

基本的にはcompanion Discに収録されたいた"Bathroom Sound"と同じようです。

ちょっと違うのは、冒頭カウントがかすかに聴こえることと、演奏が最後まで収録されていることです。companion discはこの音源から作ったのでしょうか。

この音源が出回ったころ、現在companion discとして日の目を見た企画を、ジミーが練っているといううわさがありました。

companion discのもととなる音源だったのでしょうか。。。。

LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS