Making Of LZ III 番外編 : Bombay Session 3

Bombay Session、CODAのCompanion DiscにはFriendsとFour Sticksの最終テイクが収録されています。

但し現存しているテープには、もっと多くのテイクが収録されているようです。

手許には、知られているコレクターの方からお借りしたコピー・テープがあります。

このテープには約49分されていますね。。。

まずはFriendsを仕上げていく過程が約31分続きます。

地元のミュージシャンにメロディを伝えている様子がわかります。

続いてFour Sticks。このテイクがCompanion Discに収録されました。

さらにFriendsのヴォーカル入りが2テイク収録されています。このうちの一つがCompanion Discに収録されました。

最後にFour Stickが収録されています。途中で終わってしまう、初期のテイクのようです。

ジミーはインタビューで、マスター・テープは盗まれてしまって、海賊盤になってしまったと語っています。

今手許にあるテープは、そのマスター・テープのコピーなのでしょうか。

海賊盤というと、以下のような盤が出回っているようです。。。。

f:id:dummy_page:20200811204416j:plain f:id:dummy_page:20200811204420j:plain

こちらはCODAのSuper Deluxe Editionに付属していたブックレットに掲載されていた、マスター・テープの箱です。

f:id:dummy_page:20200809234124j:plain

このテープは、7.5ipsをコピーした15ipsのテープのようですね。

マスター・テープが7.5ipsで、セーフティ・テープが15ipsというとちょっとヘンだな、とも思いますが、 Stellavoxで録音したのなら納得できます。

このデッキはポータブル・デッキだったので、高速で録音することができなかったのです。

おそらく、4chのマスター・テープを、Olympic Studiosで、2chにミックス・ダウンしたのがこのテープなのでしょうね。

おそらくマスター・テープの一部使えるところだけを抜粋したのかと思います。

日付は72年10月26日となっていますね。イギリスに帰ってきたらすぐに作業を行ったのでしょう。

LED ZEPPELIN - CELEBRATION DAYS