盤の違いを比べてみました。
ファースト・プレスは、マトリックス・ナンバーのサフィックスがA1/B1の盤です。
音量は小さめで、少し高音が出ているでしょうか、華奢な印象です。
またコンプレッサーがかかっているようにも思えますね。
ステレオ効果ですが、US盤に比べてセパレーションが狭まっています。
これはモノラルの機材で聴くことも考えてマスタリングしたのでしょうか。
A1/B1の盤には、マトリックス・ナンバーを修正したものとしないものがありますが、ラッカー盤は共通なので音質に違いはないようです。
ほとんどの曲間では溝のピッチが曲中と変わらないため、曲間を見つけにくくなっています。
サフィックスがA1/B4の盤の方は、A面に関してはスタンパーがA1/B1と共通であるため音は変わりません。
B面の方はB1に比べると若干音質が落ち、ステレオのセパレーションは広がっています。
曲間の溝のピッチは曲中と変わっていて、曲間を容易に見つけることができます。
いろいろなファースト・アルバムがあるのですね。。。