Lucifer Risingの話も今回でおしまいです。
最後に、もう一度、Sound Tracksの内容をおさらいします。
Lucifer Risingに関連する音楽は1、2枚目のCDに収められています。
曲目は以下の通り。
Lucifer Rising
1-1 Lucifer Rising - Main Title
1-2 Incubus
1-3 Damask
1-4 Unharmonics
1-5 Damask - Ambient
1-6 Lucifer Rising - Percussive Return
Lucifer Rising: The Second Coming
2-1 Lucifer Rising Early Mix
2-2 Sonic Textures 1 - Earth
2-3 Sonic Textures 2 - Air
2-4 Sonic Textures 3 - Fire
2-5 Sonic Textures 4 - Water
2-6 Sonic Textures 5 - Ether
1-1が映画本編で使われたものです。
とはいえ公開はされず、お蔵入りになってしまいました。
後にボーソレイユの音楽が被せられ、正式版となったのはこちらの方です。
1-2~5は断片的な音楽で主にシンセサイザーで演奏されています。
1-6は1-1の一部に近く、題名の通り、歯切れのよいパーカッションが被せられています。
2-1は1-1の初期ミックスで1-1に比べると、少しスカスカな印象です。
2-2~6は、音楽というより効果音でしょうか。テルミンが多用されています(「胸いっぱいの愛を」とか、77年のライブでのギター・ソロのような使い方です)。
こうして全体的に見てみると、ギターの演奏が少ないようです。
映画の雰囲気に合わせてサントラを作ったのでしょうけれど、ギタリスト、ジミーの作品として期待すると、ちょっと肩透かしにあったような気になります。。。