ジミーが作ったサントラは、昔から誤解されていました。
ボビー・ボーソレイユが作ったサントラを、ジミーが作ったものだと思われていたのです。
その誤解は、80年代の終わりから90年代の初めころに発売された海賊版がきっかけだったと言われています。
海賊盤にはボビー・ボーソレイユが作ったサントラが収録されていたのですが、その作者がジミーだと紹介されていたからです。
当時、Lucifer Risingを見たというツェッペリンのファンは限られていたと思われ、海賊盤に書かれていたことを信じてしまったのでしょう。
ところで海賊盤はどのように作られたのでしょうか?
うーん、今となっては確かめようがありません。
ボビー・ボーソレイユのサントラは、80年代に1000枚限定で発売されたと言います。
また、映画そのものも80年代の始めには完成していたはずです。
とすると、海賊盤はそのどちらかをもとに作られたのかも知れませんね。
↓ちなみにこちらが80年代に発売されたサントラのようです。
https://www.discogs.com/ja/release/2057345-Bobby-Beausoleil-The-Freedom-Orchestra-Lucifer-Rising
今では、ジミーが公式なサントラを発売したので、ジミーの音楽がどんなものか簡単に知ることができます。
ただ。。。周りの友人に訊いてみても、ちゃんと聴いている人はいないようです(内容が内容だけに一回聴いておしまい、もしくはそもそも買わないとか)。
よく理解されていない状態は、今でも続いていますね。