US盤
セカンド・アルバムのUS盤は、発売早々、針飛びが起こるという問題に見舞われました。 ファースト・プレスの代わりの盤が必要となり、まずカッティングされたのはサフィックスがDの盤です。 針飛びの起きたのはB面の"Ramble On"と"Moby Dick"だったらしく、…
セカンド・アルバムのファースト・プレスは、ニューヨークのElectric Lady Land Studioでミックスされ、Sterling Soundでマスタリングとカッティングが行われました。 担当したエンジニアは、ミックスがEddie Kramer、マスタリングとカッティングがRobert Lu…
セカンド・アルバムにもいくつかスタンパーの違う盤があります。 まずはファースト・プレス。 マトリックス・ナンバーはA~Cの3枚です(もしかしたらコロンビア・レコードの工場向けにもう一枚あったかも知れません)。 ファースト・アルバムの売れ行きから、…
マトリックス・ナンバーのサフィックスがA~Cのオリジナル盤について、周波数特性を比べてみます。 デジタル・レコーダーを使って、それぞれの盤のGood Times Bad Timeからコーラス部分を5秒間抜き出してみました。 こちらはAです。 続いてBです。 Cです。 …
写真はマトリックス・ナンバーのサフィックスがCの盤です。 Cの右にはAT/GPという文字が刻まれています。 これはGeorge Pirosがカッティングしたことを示します。 この盤は、Bの盤よりもさらに高域が強調されています。 迫力があって、Aの盤とはかなり印象が…
写真はマトリックス・ナンバーのサフィックスがBの盤です。 Aの盤に対して、全体的に音量が大きくなり、特に高域が持ち上げられています。 これは誰がカッティングしたのでしょう? A面のデッドワックスには、小さな文字でRew(?)と刻まれています。 Discogsに…
写真はUS盤のカバーです。 一般的なUS盤で採用される、ボール紙に印刷した紙を貼り付けるA式というつくりでできています。 アトランティック・レコードのロゴの上にレコード番号が記載されていますね。 オリジナル盤、SD8216は77年まで製造されました。 こち…
2014年~15年に発売されたリマスター盤をきっかけに、昔買ったレコードを聴き返してみました。あれこれとっかえひっかえ比較してみるといろいろと新しい発見が。それらを少しずつ書いていきたいと思います。。。 まずはファースト・アルバムのオリジナル盤か…