トルコ盤の続きです。
イラストを描いたのはBetul Atlという人です。
当時は美術系の学生さんだったのですが、今は大学で先生をしているようですね。
アトランティックやRCAのトルコ盤は、(独自性を出そうとしたのでしょうか)ツェッペリンに限らずBetul Atlさんが描いたカバーの盤がいくつかあるようです(アイアン・バタフライ、ジェスロ・タル、プレスリーまで)。
そういえばアーメット・アーティガンはトルコの外交官の息子だったそうですが、出身国には自由にやらせようと、寛大だったのでしょうか?
サイケ風の衣装を着た女性が人を持ち上げていて、その背景には人の頭?(卵?)が並んでいる。どう解釈していいか悩んでしまうイラストですね。
前にインタビューを読んだことがあったのですが、Betul Atlさんはどうやらアルバムの持つサイケデリック風の音に触発されてこのようなイラストを描いたのだとか。
ご自身の作品の中でも特にお気に入りのようです。