このブログを読んでくださる中に、最高のファースト・アルバムを聴きたい、という方がいらっしゃいます。
所謂マトイチ、US盤のサフィックスがA/Aの盤を聴いてみてもピンとこない。
他の盤もいまいち、ということのようです。
確かに。A/Aの盤については、以前リールのイコライザー・カーブに間違いがあるのでは?と勝手に考えてみたりもしましたっけ。。。
後から発売された盤もどこか過剰にリミッターをかけたり、音をいじったものが多いかもしれません
ここで唐突なのですが、Izotope Ozone というマスタリングをするためのソフトウエアについて。。。
画像は現在2019年に発売されたOzone 9の前に出たOzone 8です。
このソフトウエアには、AIを使ったマスター・アシスタントという機能があって、ターゲットの中から自分の好きな選択肢を選ぶことによって狙いの音に仕上げることができます。
ターゲットにはリファレンスという選択肢があります。
リファレンスを選ぶと、Ozoneはあらかじめ読み取った参考音源を学習して、マスタリングしたい音源を参考音源の音に近づけます。
そこで思いついたのですが、Ozone 8を使ってファースト・アルバムの音を自分なりにマスタリングしたらどうでしょう。
手元にマスタリングされる前(ホント?)と思しき、生々しい音のbin masterがあります。例えばLudwingがマスタリングしたセカンド・アルバムを参考音源にして、bin masterをマスタリングしてみるとか。。。。
面白そうなアイデアに思えます。